山梨学院パブリシティセンター

HOME

山梨学院パブリシティセンターニュースファイルイメージ画像

●関東大学女子バスケットボール選手権 決勝リーグ
~“常勝常笑軍団”4チームによる頂上決戦に敗れる~
~1部の壁を感じるも1部昇格への手応えも得る~

4月28日開幕した平成30年度「第52回関東大学女子バスケットボール選手権大会」決勝リーグ最終日が5月13日、東京・日本女子体育大学体育館で2試合が行われた。山梨学院大学バスケットボール部女子“常勝常笑軍団”は、予選トーナメントで1部チームや2部チームを破り、4チームが総当たりで優勝を懸けて争う決勝リーグに4年ぶり2度目の進出を果たした。山梨学院以外の3校は長きにわたり1部リーグに所属する強豪校。11日から始まった決勝リーグ初戦の筑波大学、12日には早稲田大と対戦するも敗れ、この日の白鷗大戦に臨んだ。この一戦まで2敗と分は悪いが1勝の白鷗大に勝てば、3位の可能性が僅かだが残っており、“常勝常笑軍団”は、選手も応援も一丸となり最終戦に挑んだ。第1P(ピリオド)、立ち上がり白鷗に連続得点を与え追いかける展開に、山学も負けじと連続得点を挙げ追いすがるも、終了間際にリードを広げられる。第2Pにも3P(スリーポイント)シュートや長身選手のゴール下でのポストプレーで得点を重ねられ、30-43で前半を終了する。第3Pに入り、山学もスピードある攻撃で17番大澤来彩(2年)、18番浅野瑛菜(1年)の若手の活躍でようやく山学らしいプレーができるようになり、互角の戦いを見せた。第4最終Pに入ると、山学は最後の意地を見せ、果敢に攻め込み互いに得点を奪う一進一退の状況が続いた。終盤、ゲームキャプテンの10番山本由真(3年)の連続3Pで点差を7点まで縮めたものの、80-89で敗れ決勝リーグ0勝3敗で4位となった。2014年、1部チームを粉砕した再現は見られなかったが、秋のリーグ戦に向けて確かな手応えと自信を得た。

関東大学女子バスケットボール選手権は、1都6県から80の大学が出場し、関東NO.1の座を争うトーナメント大会。4月28日に開幕した大会は、5月10日までに予選トーナメントが行われ、上位4チームが11日からの決勝リーグに進出した。2部リーグに所属する“常勝常笑軍団”山梨学院は、3年、2年生が中心の若いチーム。予選トーナメントで1部校の拓殖大や同じ2部の日大、順天堂大を破り唯一2部校で決勝リーグに勝ち残った。決勝リーグは、早稲田大、筑波大、白鷗大の1部校と山梨学院の4チーム総当たりで勝ち点の多いチームが上位となる。各チーム2戦を終わって、早稲田2勝、筑波、白鷗が1勝1敗、山梨学院が0勝2敗で続いた。

5月13日、日本女子体育大学で行われた山梨学院大と白鷗大の決勝リーグ最終戦。山梨学院は、この一戦に勝利すれば僅かだが、2014年の初優勝以来、2度目の表彰台の可能性が残されている。試合は白鷗が先制、連続10得点を挙げると、山梨学院も8番丸由梨乃(3年)の3P(ポイント)シュートを足掛かりに連続6得点を奪い、流れを引き寄せる。終盤、追いすがる山梨学院は終了直前、白鷗大に3Pシュートを決められ17-23で第1Pを終えた。第2P序盤、相手に3Pシュートを連続で決められると、6番後藤沙奈(4年)のポストプレーで食らいつくも、白鷗の身体能力の高い身長188センチのC(センター)に得点を重ねられ、リードを許したまま後半の第3Pに入った。追いつきたい山梨学院は、早々に17番大澤来彩がドリブルで持ち込み先制、その後、互いに点の取り合いになり、ペースを引き寄せたい山梨学院だが、リバウンドがなかなか取れなくチャンスの芽を摘んでしまう。それでも18番浅野瑛菜(1年)の連続7得点が光り、ようやくこのピリオドは互角の戦いを展開、45-59で最終第4Pに突入した。序盤、相手9番G(ガード)と山梨学院の18番浅野のシュートで得点を奪い合う。中盤、山梨学院のC(センター)6番後藤のゴール下のプレーで得点を重ねると白鷗の長身Cが応戦。一進一退の状況が続く。終盤、山本(由)が3Pシュートを連続で決め、山梨学院は7点差まで縮まった。残り時間僅かだが、何があるか分からないのがバスケットボール。“常勝常笑軍団”は、集中を途切れさせずゴールに向かうも終了のホイッスルが鳴り響いた。良く戦った山梨学院は、決勝リーグでは勝利を挙げることはできずに4位に終わったが、選手権大会の公式戦で1部チームと4試合戦えた収穫を糧に秋のリーグ戦に挑む。今年こそは悲願の1部昇格を現実のものにする。

山梨学院のスターティングメンバーは、6番C(センター)・後藤沙奈(4年 山形商高)、8番F(フォワード)・丸由梨乃(3年 千葉経済大付高)、10番G(ガード)・山本由真(3年 千葉・昭和学院高)、15番C・石川明日香(2年 山梨・韮崎高)、17番F・大澤来彩(2年 北海道・帯広南商高)の5人に、5番C・山本千加(3年 愛知・中部大第一高)を初め11番F・上原ひかり(3年 沖縄・前原高)、12番F・高木志歩(2年 福岡・東筑紫学園高)、14番G・山本美空(1年 千葉・昭和学院高)18番F・浅野瑛菜(1年 福井・足羽高)が随時途中交代出場した。

◆≪決勝リーグ最終戦 白鷗大学戦(5/13) 東京・日本女子体育大学体育館≫

第52回関東大学女子バスケットボール選手権大会 
《山梨学院大学VS白鷗大学》 
1 山梨学院大 80 1P(10分) 17―23
2P(10分) 13―20
3P(10分) 15―16
4P(10分) 35―30
89 白鷗大 〇

試合後、梅嵜英毅監督は「うちが頑張っている時は点を取られていないのだけど、ちょっと気を抜くとやられてしまっているという部分で、能力が高い選手が多くいますが、もう一歩選手全員がカバーするぐらいの気持ちでやってほしいですね。でもよく頑張ってくれ最初目標にしたベスト4まで来たし、この大会通じて悪い大会ではなかったです。残ったのは1部の上位ですから強いとは感じますけど、ある程度のことをしっかりやれば対抗できるんだということを掴んでくれた」と続く新人戦とリーグ戦の1部昇格へ照準を切り替えた。4年生最後の選手権に挑み、この試合21得点と気を吐いた後藤沙奈選手は「拓大戦(トーナメント)は自分では結構点を取れたんで良かったですけど、その後の2戦が全然だめで情けなかったんで最後は自分のプレーをしようと思って臨みました。目標にしていた4位は達成できましたが、これで終わりではなくリーグにしっかり繋げていかなくては意味がないのでこれから頑張ります」と気を引き締める。チームの司令塔として、自らポイントゲッターとしてチームに活力を与えた山本由真選手は「優勝を目指してやってきて、2戦負けてきて、最後ぐらいは勝って終わろうと言っていたんですけど、出だしも良くなく、ゴール下の点も全然取れてなく、自分のシュートも全然決まらなかったです。スリー(3P)にこだわっていたわけではないんですけど、スリーの方が追いつく可能性が高いので打ってもなかなか入らなくて最後の2本だけで遅かったです。」と試合を振り返った。1部上位校との対戦について、「1部は体のあたりも違うし、1対1のうまさも全然違うので一人に掛かる負担は2部とは違いました」と話した。ゴールへの積極的攻撃が光った大澤来彩選手は「リバウンドから自分のリズムをつくることを意識してやりました。1部とやることがめったにないのですけど、当たりの強さやリバウンドで負けることが多く良い経験になりました。でも、自分たちのミスを減らせば戦えるなと感じたので次の新人戦やリーグ戦に活かしていきたい」と前を向いた。1年生ながらチームプレーに貢献した浅野瑛菜選手は「前半、交代で出たときにチームの流れを変える役割をもらっているのにできなかったので、後半出たときは、自分のできるプレーを思いきりやろうとリングに積極的に向かうようにしました。トーナメントで出たリバウンドやディフェンスを課題にして新人戦までに修正してプレーの幅を広げられるようにしていきたい」と話した。

1第52回関東大学女子バスケットボール選手権大会 大会結果
もう一試合の最終戦は、2勝の早稲田大学と1勝1敗の筑波大学が対戦。筑波大学が勝利し、3校が2勝1敗で勝ち点が並んだため、当該校間の勝ち点で筑波大学が優勝。11年ぶり13回目の栄冠に輝いた。優勝:筑波大学、2位:早稲田大学、3位白鷗大学、4位:山梨学院大学、5位:東京医療保健大学、6位:日本体育大学、7位:松陰大学、8位:順天堂大学となった。また、各個人賞に山梨学院からベスト8賞に山本由真選手、3ポイント王に同じく山本選手(16本)、新人賞に浅野瑛菜選手が選ばれた。
※表彰規定により、ベスト4チームによるベスト8を決める試合からの5試合

文(K.F)カメラ(平川大雪)2018.5.14

| アルバム1 | アルバム2 |