山梨学院パブリシティセンター
 
山学高・廣瀬さん「選抜高校野球大会」開会式で司会〜
〜県内から初の快挙。3年間の集大成へ〜
〜“凛”としたアナウンスで選手を後押し〜

3月23日に甲子園球場で開幕する「第90回記念選抜高校野球大会」の開会式の司会を山梨学院高校・廣瀬久実さん(3年)が担当することが2月28日に正式に決まった。廣瀬さんは山梨学院高放送部に所属し、山梨県芸術文化祭など数々の大会での優勝、入賞の実績を重ねてきた。昨年7月、2度目の出場となる「NHK杯全国高校放送コンテスト」アナウンス部門で県内初となる優勝の快挙を成し遂げ、「選抜高校野球大会」の司会者の選考で大役を射止めた。今回のアクティブは、廣瀬さんの放送部での3年間の活動を振り返り、相手に伝える言葉に対する思い、選抜大会の司会者として懸ける当日の意気込みなどを聞いた。

廣瀬久実さん(ひろせ くみ 山梨学院高特進コース3年 18歳) 甲州市塩山在住。

2月28日、「第90回記念選抜高校野球大会」の司会者に廣瀬久実さんの起用が正式に決まり発表された。今回の「選抜高校野球大会」は、第90回の記念大会により例年より4校多い36校が出場して3月23日に甲子園球場で開幕する。山梨学院高校は野球部としての出場は関東大会1回戦で敗退したため逃している。大役を担う廣瀬久実さんは「選抜大会でアナウンスをすることは想像していませんでした。まだ全然実感もないです。どんなふうにやればいいとか、県大会では一度やったことはあるんですが、雰囲気も会場の規模も違いますし、本当に青春を懸けてきている高校生の戦いなので自分ももっと気合を入れて少しでも華を添えられるような司会ができればいいなとは思います。いろいろな事情で自分は甲子園に応援に行けなくて初めて行くので緊張はすると思いますが、反面楽しみでもあります」と意気込む。

廣瀬さんは姉の影響で1年生より放送部に所属し、1年生の時に初めて出場した大会、「YBS杯県下高校放送コンテスト」に3位入賞し実力の片鱗を見せた。翌年6月のNHK杯全国高校放送コンテスト山梨県大会アナウンス部門で2位に入賞し、夏の「第98回全国高校野球選手権大会山梨県大会」の開会式の司会者にも起用されている。さらに「YBS杯県下高校放送コンテスト」には優勝を果たしている。しかし、続く山梨県芸術文化祭では2位となり「初めはそんなに熱心ではなかったのに、それなのに賞に入らせてもらえて、鼻が高くなっていたところがあって、YBSで1位になった後に芸文祭で2位になり何故負けたんだろうと思って、そこから放送をしっかりやろう、後輩と一緒にやろう、自分の力を試せるところでたくさんやろうという思いが芽生え始めてからアナウンスが“うまくなったね”」と言われるようになったという。そして、3年生になった6月にNHK杯山梨県大会で全国大会への出場権を獲得して臨んだ7月、東京のNHKホールで行われた「NHK杯全国高校放送コンテストアナウンス部門」参加者数294人の中で山梨県初の全国優勝に輝く快挙を成し遂げた。「びっくりです。まず賞を獲ったことから驚いています」と当時を振り返る。その後、国体プレイベント関係など、大きな催しの司会の依頼が増え、「声で何かができるという感触がありました」と話す。また、廣瀬さんは、同級生と二人で日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプランコンテスト」で優秀な成績を収め、「高校生による国際交流・国際理解のための企画コンクール」で最優秀賞を獲得してブラジルに派遣されるなど、学校の授業以外にも幅広い活動に挑戦してきた。「放送だけでなくこのような活動でプレゼンする時に、どう伝えたら良いのか自分で考えるようになったし、社会に出た時にも伝える力と生きる力を付けられたのかなと思います」と放送部で培った力の成果を挙げる。

廣瀬さんは特にアナウンサー志望ではなく、日本語について深く学びたいと関東の大学に進学
を決めている。「大学でも日本語系に進むというのもアナウンスを通して原稿づくりだとか、相手に伝わる言葉は何だろうとか、普段気が付かないうちに甲州弁のイントネーションとかが出ている時があって、それと標準語との違いって何なんだろうっていうことを考えるようになって、そういうことに興味が出たので、そこの学びを深めていきたいと思いました」と進学コースの動機を話し、「放送をやってきてみて、実は高校の先生になり、放送部で顧問とかやりたいなと思うし、国語の先生とかでただ文章を読むだけでなくて、その文章の中の言葉の美しさとか、そういうものを伝えられるような仕事に就きたいと思っているので、自分の強みが増えることで放送をやって夢は広がりました」と大きな瞳を輝かせる。

最後にもう一度、当日の意気込みを聞くと、「高校野球の球児たちにとっては、甲子園は特別な場所で神聖な場所ですので、その開会式ということで、その背中を少しでも押してあげられるように、選手たちの気合を、またそこで底上げできるような凛としたアナウンスができたら良いかなと思います」と語った。

3月23日(金)、大きな甲子園球場の舞台で廣瀬さんの澄み渡る声で司会進行を務める晴れ晴れしい姿をテレビ中継で眼にとどめたい。

文・カメラ(K.F) 2018.3.1

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