山梨学院パブリシティセンター
 
山学水泳部小林マネ、インカレ大舞台を大会運営
〜学生実行委員長の大役を務め、堂々の閉会宣言〜
〜高校・大学とマネージャー一筋。裏方に徹する〜

山梨学院大水泳部小林隼人マネージャーが大役を成し遂げた。9月1日より3日まで大阪府で行われた「第93回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)」において日本水泳連盟学生委員会関東支部実行委員長(関東学連)として大会役員らとともに運営に携わり、大会最終日に閉会宣言を行った。4年生の選手に対し濃密だった三日間を、「この楽しかった日々、辛かった日々を大切に仕舞って置いてください。きっと大きな宝物になるでしょう」と労い、「多くの人たちのおかげで大会を盛り上げることができました。来年は横浜に足を運びください」と大会を締めくくり来年の大会へ引き継いだ。今回のアクティブは、インカレの学生実行委員長として大きな仕事をやり終えた小林隼人マネージャーの大会での役割や苦労、山梨学院大水泳部マネージャーとして、また関東学連の一員として、4年間取り組んできた思いなどを聞いた。

小林隼人さん(こばやし はやと 1995年11月4日生まれ 21歳)
《愛知・豊川高卒⇒山梨学院大経営情報学科4年 水泳部》愛知県出身 家族は両親と4人兄弟の長男。

9月3日、「第93回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)」最終日、全競技が終了し、閉会式の最後に山梨学院大水泳部小林隼人マネージャーが日本水泳連盟学生委員会関東支部実行委員長として閉会宣言を行うため、登壇した。観客席に選手とともに見守っていた神田忠彦監督の「隼人(はやと)!」と大きな掛け声がきっかけで会場から「隼人、隼人」の連呼が沸き起こった。小林さんはその声に励まされ閉会宣言を行った。「こんなにも盛り上がって楽しかった大阪でのインカレがあっという間に終わってしまいました。1年生の皆さん、これがインカレです。上級生の姿を眼に焼き付けましたか。2年生の皆さん、1回目、2回目ともう半分が終わってしまいました。後輩もどんどん入ってきます。その後輩たちに負けないよう、これからも頑張ってください。3年生の皆さん、来年の主役は君たちです。チームの最上級生としてチームを引っ張って、今の4年生をもっともっと超えて最高のインカレにしてください。そして4年生の皆さん。ここで引退する人、まだ続ける人、それぞれいると思いますが長い間お疲れ様でした。この楽しかった日々、辛かった日々を大切に仕舞っておいてください。きっと人生の大きな宝物になると思います」と言葉を送り、大会を締めくくった。会場は大きな拍手に包まれた。

小林さんの学生実行委員長は、今年3月まで山梨学院大水泳部のコーチを務めた綿谷健祐さん(現、秋田大職員)が「第84回大会」で実行委員長を務めて以来2度目となる。大会後、大役を終えた小林隼人さんは「今は、ほっとしています。仕事がたくさんあったので心配事が多く、スタッフのおかげですけど無事に終えられて達成感があります」と清々しい笑顔を見せた。閉会宣言は、式で並んだ時に緊張で話す言葉を忘れてしまい、登壇したら何とかなると言い聞かせて臨んだという。小林さんは、水泳を始めたのは小学3年の時から。自由形を専門種目にしていたが、中学生までいい成績が残せなく、高校には水泳の名門でもある地元豊川高校に裏方で貢献しようとマネージャーとして入部した。水泳部のマネージャーは、選手の練習に付き添い、泳ぎの状況やデータ管理、多くの選手の練習振り分け、合宿の手配など多岐にわたる。山梨学院大には高校生の大会に視察に来ていた神田監督から誘われ進学。小林さんはここでもマネージャーとして山梨学院水泳部に入部。入部と同時に日本水泳連盟学生委員会の要請に1年時から学生委員会関東支部(関東学連)に籍を置き、これまで活動してきた。関東学連の仕事は、数多い大会の運営が主な業務で多忙を極め、当初は山梨学院の一員として練習や合宿、大会にも参加できなくて複雑な気持ちだったという。しかし、先輩に悩みを打ち明け、「山梨学院のためでもあるし、全部の大学の選手が頑張れるような大会を作ろうと学連に専念して頑張ろう」と大会運営の裏方に徹することを決意した。  

以後、積極的に学連の業務に携わり今回のインカレには他の委員の推薦もあり、学生実行委員長に自ら手を挙げ大役を引き受けた。小林さんは、自身の性格は人前に出るのは緊張するので苦手と言うが、「学連に入ったことで大人と接する機会も増え、周りの人たちに気を配ることを学んだ」と人間的な成長への手応えを感じている。実行委員長になってからは「何をするにも楽しくないといけないと思ったので、自分はこの一年、皆が楽しく終われるようにということをモットーにやってきました」。日々忙しさに追われるインカレ実行委員長の役割は、「運営委員会との打ち合わせやプログラム作成、それに載せる広告の営業、選手のエントリー集計、会場との打ち合わせなども学連の学生が手分けしてやるのでその管理は大変でした。仲間が優秀だったので乗り切れました」と仲間に感謝することも忘れない。小林さんは高校から大学のこれまで約7年間を“誰かのためになる”“誰もやらないのであれば自分がやる”と気が向かないことにも常に裏方に徹して物事に向き合ってきた。だからこの一年の凝縮した経験は、さらに「大人になりました」と言い切る。「学連は大人とのやり取りが多く、『自分は社会人ゼロ年目』と仲間には言っているんですが、今後の社会人生活にすごく活かせると思います。今後は地元に帰って自分が通っていた水泳クラブに恩返しをしたい」と語った。最後に山梨学院大水泳部に対しては、「いい選手がたくさんいますし、今の男子の3年生は強いし、来年はインターハイ優勝の選手も入ってくるので、初のシード入りを果たして欲しい。女子は力がもともとありますし、後はどれだけ真剣に練習に取り組めるかが鍵となるので来年は男女ともシードを狙える位置にいるので頑張ってほしい」とエールを送った。別れ際、「取材していただき光栄です。今日はありがとうございました」と深々と挨拶された。大人の対応だった。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2017.9.9
アルバムはこちら

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.