山梨学院パブリシティセンター
 

柔道部女子3選手、ユニバーシアードへ
〜梅北48kg級、新添70kg級、泉78kg級〜
〜各階級で優勝も夢ではない。活躍を誓う〜


8月20日から24日にかけて台湾・台北市で開催される「第29回ユニバーシアード競技大会」柔道競技に山梨学院大から48s級梅北眞衣選手(1年)、女子78s級泉真生選手(3年)と70s級新添左季選手(3年)、女子78s級泉真生選手(3年)が日本代表選手として選出、派遣される。ユニバーシアードは、17歳以上28歳までの学生(卒業後2年以内の者含む)が参加し、オリンピックの前年と翌年の2年ごとに開催され、学生のオリンピックとも言われ世界各国から若い才能が集まる。柔道競技に山梨学院大から8階級中3階級に選出されたことに女子柔道部の充実振りが見られる。今回のアクティブは、7月上旬にスペインで行われた合宿から帰国したばかりの3選手にユニバーシアードへの準備や思い、大会への意気込み、今後の目標などを聞いた。

泉真生さん(いずみ まお 1996年11月1日生まれ 20歳)。
東京都出身《千葉・木更津総合高卒⇒山梨学院大法学科3年 柔道部》 
6月に行われた全日本学生柔道優勝大会、筑波大との決勝戦の記憶がまだ新しい。1勝3分けで迎えた大将戦
。泉選手の対戦相手は約30キロの体重差と分が悪い。泉は果敢に組み合い力で押してくる相手に気持ちで凌ぎ、4分間を耐え、引き分けに持ち込み優勝に貢献した。「耐え抜いたことで自分の中で自信になった」。泉の持ち味は誰にも勝る負けん気。泉選手は4月に行われた全日本柔道選抜大会の78s級の3位になったことや、2月のヨーロッパオープンソファ大会での同級優勝が評価されユニバーシアード日本代表に選出された。11歳から始めた柔道。泉選手は東京都出身だが千葉木更津総合高校に進んだ。高校3年の時にインターハイ78s級で優勝を飾った。山梨学院大に進学し、1年時に東アジア選手権に準優勝。学生体重別3位、講道館杯3位。2年時でも主要な大会で3位が最高といま一歩決勝戦に至らず、悔しい結果に足踏みが続いた。ようやく今年の2月に前出の国際大会で優勝を果たした。現在、B強化指定選手に選出されている。「東京五輪は目標」。これからは一段一段階段を登る。まずは目の前のユニバーシアードに「優勝することが一番の目標です。自分が持っている技を出し切り一本勝ちで優勝したい。外国人は力が強いので一本を狙い攻めることを課題にしています。受けがそんなに強い自信がないので、攻め続けたい」と抱負を語った。得意技は大外刈り。今後の目標は「今年の講道館杯で決勝まで行き、グランドスラムに繋げたい。その間にある2年続けて優勝できていない体重別団体(全日本学生)でチームとして優勝をしたい」と意気込む。最上級生になる来年には「5連覇が掛かっているので」と気を引き締める。さらに前を見据えて大きく飛躍する。
 
新添左季さんt(にいぞえ さき 1996年7月4日生まれ 21歳)
奈良県出身《奈良県・天理高卒⇒山梨学院大法学科3年 柔道部》
新添選手は、昨年の全日本ジュニア選手権で優勝すると、講道館杯でシニア全国大会で初の賜杯を手にした。続くグランドスラム東京でリオ五輪代表候補だった新井千鶴(三井住友生命)を破り優勝と日本女子柔道界に頭角を現した。その後もグランドスラム・パリでは7位、4月の全日本選抜では新井選手に敗れ準優勝となったが、今やこの階級を代表する選手になりユニバーシアード代表に選ばれた。新添左季選手は「2月、5月にヨーロッパ遠征に行ってきて、そこでできた課題を練習で克服しユニバーシアードを迎えたい」と課題となっている組手の速さに取り組む。新添選手は昨年の講道館杯で優勝した時に得意の足技を増やして攻撃の幅を広げたいと話していた。「5月のグランドスラムに出場させてもらった時に、練習していた足技の小内刈りなどがきっちり掛かって決まり勝っていたので、一応足技の成果は出ている」と国際大会にも通用した。しかし、6月の全日本学生柔道大会団体戦で本来の力が出せず悔し涙を流した。「監督からは『結果を上げていったら研究されるから、その中でも勝てるようにならなければいけない』と言われているので、研究されたらそれに対して自分も研究して勝っていきたい」と強くなるための宿命も感じている。相手の警戒も強い。穏やかな表情に隠された柔道への情熱。「投げた時のうれしさがあるのでそれをまた感じたいなと思う気持ちで頑張っています」と話す。ユニバーシアードでは、「足技ではなかなか一本は取れないので、寝技でも勝てるように内容にもこだわって一本勝ちで優勝を目指します」と力強く語った。

梅北眞衣さん(うめきた まい 1998年12月2日 18歳) 
大阪府出身《兵庫県・夙川学院高卒⇒山梨学院大スポーツ科学科1年 柔道部》
梅北選手は、大学1年(出場登録時高校3年)になったばかりの4月初旬に行われた全国柔道選抜大会48s級に出場。1回戦で敗れはしたものの、昨年、高校3年で出場した講道館杯3位、2月のヨーロッパオープンソフィア大会同級2位(決勝は日本人対決)などが認められユニバーシアードの代表に選出された。梅北選手は11月の講道館杯が印象に残るという。「今より全然弱かったですけど、すごく勝ちたいと思っていて、その時の強い気持ちで戦ったことを覚えています」と振り返る。柔道は3歳の時に始めた。夙川学院中から兵庫県夙川学院高に進み、1年の時に全日本ジュニアで3位に入り、2年の時には全日本カデットで優勝。その年のアジアジュニア選手権でも優勝。高校3年では全国高校柔道選手権、続くロシアジュニア国際大会でも優勝するなど国内外の大会で着実に実績を積み上げてきた。現在は、C強化(ジュニア)選手に指定されている。ユニバーシアードを控え梅北眞衣選手は「現在、外国人特有な攻め返しという技や片手の技とかが得意なのでそれを受けない練習をしています。目標は優勝で、いま練習でしていることをしっかり試合で出して勝ちたい」。得意技は背負い投げ。「外国人は大きい人が多いので組み負けたりしたら負ける危険が高くなるので組手を徹底的に練習して、早く組んで自分のペースで、一瞬の隙を突き技に繋げられたら」と試合を思い描く。ユニバ後は、「昨年高校生で3位だった講道館杯で、上まであがってグランドスラム東京に出場したい。そこで結果を残し、次のヨーロッパ(グランドスラム・パリ)に回してもらいたいです。」東京五輪は「今はまだ遠い目標です」と目の前の目標に向かって進む。

山梨学院の3人の柔道家がユニバーシアードでどのような結果を残すか、期待が高まる。大会は8月20日から24日まで台湾・台北市で行われる。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2017.7.27
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