山梨学院パブリシティセンター
 
水泳陶山周平、ユニバーシアードへ
〜日本選手権400m自由形5位入賞で獲得〜
〜フォームのチェックと冬場の練習で潜在能力覚醒〜

4月13日から17日にかけて行われた「第93回競泳日本選手権」で男子400m自由形、男子200m自由形に出場した陶山周平選手は、400mでは予選で自己ベストを更新。両種目初の決勝に進み、大学の先輩江原騎士選手や萩野公介選手ら並み居る強豪と競い合い5位、7位に入賞した。今回のアクティブは、その好成績が認められ今年8月20日から27日まで台湾・台北市で行われる「第29回ユニバーシアード競技大会」に男子400m自由形日本代表選手に選出された。なかなか結果を出せないでいた陶山周平選手が今年加速度的に急成長した理由や江原先輩への思い、日本選手権を振り返りながらユニバーシアードへの意気込みなどを聞いた。

陶山周平さん(すやま しゅうへい 1996年6月7日生まれ 21歳)。
山梨県富士川町出身 《増穂小・中学校、山梨学院高卒業⇒山梨学院大経営情報学科3年 
水泳部》 家族構成は、両親、兄、本人、の4人家族。

陶山さんは現在、ユニバーシアードに向けて、持久力、スピード、フォームのチェックなどハードな練習をこなし最終調整を続けている。陶山さんは、4月に行われた第93回競泳日本選手権男子400m自由形予選で自己ベストを約1秒更新し決勝に臨んだ。決勝ではベストを更新できなかったが5位(学生では1位)となり、ユニバーシアード日本代表に選ばれた。レースは山梨学院の3年先輩の江原騎士選手(自衛隊体育学校)が序盤から日本新を上回るペースで引っ張ると陶山選手も必死に食らいつき、200mまで2位で折り返したものの、徐々に萩野公介選手(ブリジストン)ら後続に捕らえられ、5位となった。陶山さんは「神田監督から『前半行かないと、これから絶対伸びない』と言われたので前半から積極的に突っ込みました。江原さんは、スタミナもですけど、水に浮いていますし、ひとかき、ひとかき上手いので400mではどんどん差がついてしまいます。まだまだ技術、体力足りないです」と振り返った。「決勝レース前は、かなり緊張して固まっていました。江原さんが『頑張ろう』と声を掛けてくれたので緊張がほぐれました」と先輩の影響力の強さを感じている。神田忠彦監督は「まだ、トップとは差はありますが、今からの伸び率を考えるといいところまでいってくれます」と期待を寄せる。陶山さんは江原選手の後継者と言われながらもなかなか芽が出ずに昨年の日本選手権は、観客席から声援を送った。「冬場の練習がしっかりできた」と2月のコナミオープンで得意種目の200m自由形決勝で自己ベストの1分50秒56を2秒更新する1分48秒53の好タイムを記録。「成長したと感じた」が、憧れの江原選手とはまだ2秒の差がある。「練習に対する意識が高く、レースに集中する態度がすごいです。早く追いつけるように頑張りたい」と、日本選手権での積極的なレースで遠い存在だった江原選手を意識の中に置けるようになった。

陶山さんが水泳を始めたのは幼稚園の年中。個人種目の男子200m自由形で初めて中学3年生で出場した全国中学校大会では下から5番目と結果を残せなかった。山梨学院高に進学した2年・3年の時インターハイに出場したが、高校2年の50m自由形の8位が最高だった。山梨学院大入学後は、なかなか好成績を残せないながらも、コーチの指導や時に江原先輩の助言を受けながら、毎日マネージャーにフォームを見てもらい細かい修正を自分に課してきた。「大きくフォームを変えたりはしていませんが、今日は水をキャッチできているか。キャッチの高さ、位置。もっと手を伸ばして遠くから水を掴む、フィニッシュはできているかなど日々細かいところを意識していい泳ぎが出来るように練習をしています」と話す。「ひとかきをしっかり、足は水の上を叩かず止めないようにキックする」と地道な努力が実を結び今年急成長。ようやくその潜在能力が覚醒しタイムも飛躍的に伸びた。当面は、400mの3分51秒84の自己ベスト更新をユニバーシアードで達成することを目指し、「日本を代表して行くので、しっかり山梨にアピールできるような泳ぎがしたい」と意気込む。さらに「東京五輪を視野に入れながら、練習や試合に臨みたい」と自覚と覚悟が3年後へと進ませる。

ユニバーシアード日本代表派遣選手団は、今後8月7日から15日まで第1次合宿を行い、8月16日(予定)台湾・台北市に向け出発する。大会は8月20日から27日まで。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2017.7.6
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