山梨学院パブリシティセンター
 
山学中、小槙さん甲種危険物取扱者試験に合格
〜山梨県歴代最年少で合格の偉業達成〜
〜将来はプログラマーなどコンピュータ関連〜

「危険物取扱者」とは、ご存知だろうか。化学工場、ガソリンスタンドなど危険物を扱う施設で必要な国家資格で甲、乙、丙の3種がある。山梨学院中学2年の小槙創さんが最上ランクの甲種試験に山梨県内の最年少で合格した。小槙さんは、昨年度甲種受験資格の乙種の4種類の資格を取得しており、今回初めての挑戦で見事合格した。甲種資格は、受験資格にも厳正で複数回受験する人も多く、全国で合格率は約32%の超難関の国家資格。大学卒業程度の化学や物理などの知識が必要とされる。取得するとすべての危険物を取り扱うことができる。7月27日には、同試験を実施している消防研究センター山梨県支部による表彰式が行われた。今回のアクティブに登場する小槙さんは、レゴによるロボット制作や自分でパソコンを組み立てるなど大の科学好き。小槙さんに、この資格を取る動機や将来の夢などを聞いた。

小槙創さん(こまき・はじめ 山梨学院中学校2年生 13歳)。 
富士河口湖町在住 両親と本人の3人家族。

小槙創さんは、アクティブに2度目の登場である。昨年4月にチームで参加した「ロボット競技世界大会」で1位を獲得した。小槙さんは、コンピュータを自分で組み立てるほど科学好き。今回挑戦したのは、「危険物取扱者」試験の最上ランクで大学卒業程度の化学や物理の知識が必要とされる超難関の甲種試験。今年6月に行われた試験に見事1回目で合格した。複数回受ける人も多い難しい試験に山梨県内での中学生の甲種合格は初めてであり最年少である。小槙さんは昨年度の「危険物取扱者」試験の甲種受験に必要な乙種の4種類の試験にこちらも1回目で合格していた。

◆危険物取扱者とは

「危険物取扱者」は、化学工場や石油タンク、ガソリンスタンド、タンクローリーなど危険物を扱う施設では必要な国家資格で甲、乙、丙の3種類があり、小槙さんが取得した甲種は消防法で定められた全ての種類の危険物について高度な知識を有する者として、危険物の取り扱いが必要なあらゆる場面において、安全確保の中心的な立場として活躍することが期待され、その関連業種は多岐にわたる。乙種には6類の種別があり合格した種別の危険物について取り扱いと定期点検、保安の監督ができる。また、丙種合格は乙種4類のガソリン、灯油、軽油、重油の危険物に限り、取り扱いと定期点検ができるというように分類されている。

◆科学関連に好奇心と素晴らしい能力を発揮

「危険物取扱者」に挑戦したきっかけは、9月に科学の先生の勧めで始めた。10月に乙種の4類を取得、今年2月に3・5・6類を取得。乙種4種類を獲得して甲種試験の受験資格を得た。勉強方法は「各資格に必要な問題集を解いたり、公式を覚えて計算をしたり化学や物理、数学の知識も必要になります」と小槙さん。試験内容は、危険物に関する法令や危険物の性質、消化方法、基礎的な物理と化学。化学はボイルやシャルルの法則など高校で習う化学の知識や大学の知識も必要ともいう。6月に行われた甲種試験は『中学生の受験が全国的にほとんどない』と試験を実施した消防研究センター山梨県支部担当者は話す。全国を見ると受験者数は約23,000人、合格者は約7,400人、合格率は約32.2%(平成27年度)、大学生は25%。山梨県では過去の合格者に高校生は13人おり、山梨学院関係の甲種合格者は平成23年に当時高校2年の野村唯さんが最年少で取得。小槙さんが2人目、中学生としては山梨県初となる。将来はこの国家資格を活かす道に進むかとの質問に、「まずは8月27日に『科学の甲子園ジュニア』の山梨県大会があるのですが、僕は化学担当なのでそこで危険物で得た知識を活かそうと思い取りました。化学担当で落ちる訳いかないので必死に勉強しました」と本音を明かす。実際は「パソコンのプログラミングとかコンピュータ関連の方面に行こうと思っています」と将来を語った。

普段も「自分で組み立てたパソコンを使ってプログラミングと無線をしています」と今年4月にアマチュア無線1級の免許を取得した。目下の挑戦は8月の「科学の甲子園ジュニア山梨県大会」の優勝、12月に行われる「全国大会」に向けクラスメイトの2人とともに準備に余念がない。パソコンや無線、危険物取扱者乙種甲種合格、ロボット世界大会出場など幅広い好奇心と知識欲。学業以外にも積極的に取り組んでいる。

7月27日、山梨学院広報スタジオで山梨県歴代最年少での合格を記念し、消防試験研究センター山梨県支部より表彰を受けた。

文・カメラ(K.F) 2016.8.16
アルバムはこちら

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.