山梨学院パブリシティセンター
 
世界に羽ばたけ!テニスクィーン・坂田季美佳
〜ジュニア日本代表、9月末から2ヶ月海外遠征〜

ご存知だろうか?坂田季美佳という名前を。現在、山梨学院高校に通う16歳。女子テニス界で注目されているジュニア選手である。世界ジュニアランキングに入り、将来を有望視されている。1月の全豪オープン・ジュニアで最年少の中学3年生で初めてグランドスラムに挑んだ。4月山梨学院高校に入学後から山梨学院大テニス部女子とともに練習をしている。今回のアクティブは、9月下旬から11月にかけてスペインに遠征。ジュニア・フェドカップ日本代表選手として、また日本テニス協会「ジュニア強化特別プラン」のメンバーに選ばれ参加する坂田季美佳選手を紹介。ジュニア日本代表のこと、今後のテニスに賭ける夢や抱負を聞いた。

 

坂田季美佳選手《山梨学院高校1年 16歳 和歌山県出身》
■主な成績 2011年全国選抜ジュニアU12優勝、11年全小準優勝、14年中牟田杯準優勝、14年全日本ジュニアU16準優勝、14年全中準優勝、14年オランダグレード4優勝、15年全日本ジュニアU16準優勝
■世界ジュニアランキング/最新223位(2015年5月18日付)、最高212位(2015年4月6日付)
■JTA女子シングルスランキング/159位(2015年9月4日付)

今年4月、練習環境の良さを求めて山梨学院高校へ単身入学。山梨学院大テニス部女子の大学生に交じり、練習と寮生活を送っている。寮にいる時は、テレビがないので本を読んだり、音楽を聴いたり、ぼーっとしているという。洋楽が好きでアリアナ・グランデ、テイラー・スウィフトやマルーンがお気に入り。俳優は福士蒼汰が『格好いいから好き』と顔を赤らめる。素顔はどこにでもいる16歳。高校は合宿や遠征でなかなか出席できないが、学校が好きなので登校すると、友だちが「どこへ行ってたの。会いたかったよ」とか話しかけてくれ、皆とおしゃべりすることがとても楽しみと言う。

◆テニスが楽しい

坂田さんがテニスを始めたのは7歳から。「姉がテニスを習っていたので母と一緒にいつも送り迎えをしていました。そこでラケットを持って走り回ってボールで遊んでいました」と、テニスを始めたことは自然の成り行きだった。小学・中学生で輝かしい実績を残していた坂田さんは、中学1年の時からジュニアのナショナルチーム合宿で山梨学院大テニスコートにたびたび来ていたという。「練習環境が整っていたので、ここと決めていました」と山梨学院高に入るきっかけを話した。

テニスすることは楽しいとしながらも「小さい頃からいつもベスト4に入っているといつか初戦で負けてしまうのか心配になります」とトップにいる不安を口にした。「U14で出た全国大会、3回戦で負けた試合の内容がすごく悪くて、これでは初戦か2回戦で負けてしまう、しっかり練習しなくてはだめだ」と練習態度を切り替えた。決して大きな選手ではない坂田さんは自分のプレースタイルについて「バックハンドが好きなので、バックのストレートを中心に自分からコースを変えていき、最終的には前に入いり、速いタイミングで打ったり、浮いたボールをカットし、ドライブボレーで前に出て行く」と分析してくれた。

◆世界へ羽ばたけ!山梨学院高生・坂田季美佳

今年1月に行われた全豪オープン・ジュニアで初めて中学3年(15歳)の最年少でグランドスラムの舞台に臨んだ印象を「4大大会なのでとにかく施設が大きく、1回戦から審判がしっかり何人も就いてくれ、スタッフが戦いやすい環境をつくってくれた」と感激していた。1回戦の対戦相手については「これまでのレベルの選手と違って、すごく重いボールを打ち込み、なかなかベースラインから下がってくれない選手だった。自分のテニスを、全くさせてもらえず、レベルの差を痛感しました」と世界の壁を感じていた。しかし、高校生になった坂田さんは成長していた。4月にオーストラリアで行われたU16の国別対抗戦、ジュニア・フェドカップの日本代表になり予選を3位で通過、9月スペイン・マドリッド行われる決勝戦に進出した。また、日本テニス協会は、2020年東京五輪へ向けた強化策として、ジュニア選手を海外に派遣する「特別ジュニア強化プラン」のメンバーの一人に坂田さんを選んだ。「今のプレーや自分の持っている技術のレベルだとこの先、大人の中で戦っていくのは厳しいと思っているので、ジュニアのレベルの高い選手と試合をしたり、大人の中で試合をやらせてもらう機会がたくさんあるので、何が自分の弱点で、どこを活かしたら強くなれるかしっかり見極めて帰ってきたいです」と意気込みを語った。将来の夢を聞くと、「東京五輪の年を自分が二十歳で迎えるので、テニス選手としても一番いい状態だと思う。メダルを取って、少しでもテニスに興味を持ってくれる人が増えたり、今まで支えてくれた人たちに恩返ししたいです」と五輪への抱負を語った。

◆練習環境の良さに感謝

優秀な指導者とレベルの高い大学生との練習で一回りも二回りもテニスプレーヤーとして成長を続ける坂田さんは「練習相手の大学生の先輩にミスしたら申し訳ないと思い、最後まできっちりボールを入れることや、最後までボールを追いかけて拾わなきゃいけないと心掛けているうち、試合でも諦めないで、球際が強くなりました。また、きついボールを受けているので強いボールを返せるようになりました」と大学生との練習の手応えを話した。5年後の東京五輪への挑戦、プロを目指せる素質を持った『坂田季美佳選手』の名前を記憶に刻み、見守ろう。世界へ羽ばたけ!

文(K.F) 2015.9.21

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