山梨学院パブリシティセンター
 
「2015ユニバーシアード夏季大会」7月に開催
〜柔道・長内香月、水泳・江原騎士、浅山美貴選手出場〜

「2015ユニバーシアード夏季大会」が7月3日から14日までの12日間、韓国・光州(クワンジュ)で開催される。ユニバーシアード大会は世界の大学生のオリンピックといわれ、2年ごとに開催されるスポーツの祭典。山梨学院大学から柔道部・長内香月選手、水泳部から江原騎士選手・浅山美貴選手の3人が日本代表出場する。国際大会にかける思いなどを聞いた。

■ 長内香月(おさない かづき)選手 (柔道女子70s級) 
法学部法学科3年 20歳 神奈川県出身 富山県私立高岡龍谷高〜山学大。 2006年に全国小学校、2009年全国中学校、2012年全国高校(インターハイ)柔道競技のタイトルをことごとく手にしてきた実力者。2014年9月の全日本学生柔道体重別選手権大会で3位、続く11月の講道館杯全日本柔道体重別選手権大会でも3位に入賞を果たし、全日本柔道連盟のB強化指定選手に選出された。今年2月の欧州オープンにも日本代表選手として出場、3位になった。現在、国内外の大会での活躍を期待される一人である。小・中・高校の実績を引き下げて山学大柔道部の門を叩いた長内選手は、「柔道で強い大学と知っていたし、監督との相性というか、ついて行きたいと思ったからです」と、入学の動機を話した。しかし、試合に出られるようになったのは、以前より痛めていた肩の手術をした1年の後半から。2年になってようやく本来の力を発揮できるようになり、ユニバーシアードの代表選手に選ばれた。「ユニバーシアード代表選手として、優勝はもちろん勝ちにこだわって行きたいと思っています」と意気込みを語り。5月に出場した関東優勝大会では調子が上がらなかった試合を振り返り、「団体戦では、失点はしてはいけないものだったのですけれど、自分の判断力と力の無さが試合に出たと思います。相手に対して消極的な部分があったと思います」と反省した。外国人選手と戦うことについて「日本人と違って組み手が全然違う部分があるので、2月にあった国際試合でも違う環境でやって自分に足りないものをしっかり見つけたので、日本人とはまた違う練習を自分で考えて、しっかりユニバーシアードで発揮できるようにしたいと思います。相手より先に先にガツガツ攻める柔道で行きます」と本来の持ち味を生かした積極的な柔道で優勝を狙うときっぱり宣言した。


■ 江原騎士(えはら ないと)選手 (水泳男子自由形) 
法学部政治行政学科4年 21歳 甲府市出身 山学高〜山学大。 高校時代はフィッツスポーツクラブに所属し、次々と県内の高校記録を更新した。高3のインターハイ出場では、100m自由形で優勝。徐々に全国で名を知られるようになり、山学大入学後は神田忠彦監督の下で厳しい練習に耐えてきた。細い体もスイマーらしく逞しくなり、2013年には第6回東アジア大会日本代表に選出されるなど頭角を現してきた。今年4月の日本水泳選手権では、400mで3位に入りこの大会初めての表彰台に上り、さわやかな笑顔を見せた。この泳ぎでユニバーシアード日本代表に選ばれた。「本当は世界選手権を狙って大会に入ったのですけど。想定通り行かなくて結果的に悔しい思いで終わってしまった。ユニバは代表として臨める大会が一つ出来たので、世界選手権に出られなかった結果をユニバで爆発したいなと思います」と、気持ちを切り換えた。先月のジャパンオープンでは400m2位(日本人1位)となり、ユニバーシアード大会に向けての準備も出来ており、大会での活躍は注目されている。「日本選手権よりは速く泳ぎたいですけど、やはり来年のオリンピックを見据えているので、派遣標準記録を目標にしています。400mではベストが3分48秒ですけど派遣の46秒を越せるようなタイムで泳ぎたいと思います。そのタイムを出せればユニバに来ているメンバーと優勝争いが出来ると思うので400mはそこをしっかり意識して狙っていきたい」と目標タイム優先の考えを示した。大会を3週間後に控えて、「今は、練習の追い込みの時期でしてものすごくきつくて、この泳ぎ込みがなければ、これからのレースに立ち向かえないので、今思う存分身体を痛みつけ、レースちょっと前になって調整して仕上げられればいいなと思います」と満を持し、大会に照準を合わせた。「自分は山梨で育った速いスイマーというのを目指しているので、日本代表としても山梨代表としても県民の皆さんに良い結果が報告出来るように頑張りたいと思います」と県民にメッセージを寄せた。
ユニバーシアード競泳コーチの一人、山梨学院大水泳部・綿谷健佑コーチとともに6月26日、韓国に向け出発する。


■ 浅山美貴(あさやま みき)選手 (水泳女子オープンウオータースイミング 遠泳)
経営情報学部3年 20歳 静岡県出身 静岡県磐田農高〜山学大。 もともとは800m自由形が専門でインターハイでも優勝した実力者。高校3年生の時に転機が訪れた。「ジュニアパンパシフィックの代表選出された時にオープンウオータースイミングに抜擢された」という。鈴木聡美選手に憧れ、オリンピックの選手になりたいと山学大に進学した。そして、天性のキック力が発揮されるようになり、1年生の2013年7月のオープンウオータースイミング(遠泳=OWS)の国内予選会の女子10kmで2位に3分以上の差をつける独泳で優勝。ワールドカップの日本代表に選出された。2014年は、ワールドカップ香港大会の代表選考会に2位となり、この時は、選出は叶わなかったが、自費参加で世界の強豪と戦った。トップと8分02秒4差で25位に終わり、世界の壁を感じたと言う。大会では常に学生ではトップを維持しユニバーシアードの代表出場権(男女各1人)を獲得した。「自分が目標にしていた大会の一つでもあるのでそれに選ばれたことはすごく光栄なことだと思います。日本のOWSはあまり知られていないのでそこでいい結果を残して、一人でも多くの人にOWSという競技を知ってもらえるように頑張りたいと思います」と、この競技の第一人者の自負を覗かせた。「正直、自分が大学生の中でどの位のレベルか分からないので明確とした目標は言えないですけど、できるなら入賞はしたいと思います。将来的には東京オリンピックまでやって、オリンピックでメダルを取れるような選手になりたいと思います」と目標を語った。合宿を経て6月20日ハンガリー、27日ポルトガルで行われるFINAマラソンスイミングワールドカップを転戦、7月11日のユニバーシアード本番に挑む。

国際大会に出場のチャンスを得た3人には更なる上に繋がる活躍を期待したい。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2015.6.15
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