山梨学院パブリシティセンター
 
一昨年に続き、ロボット競技世界大会1位の快挙
山梨学院中2人が仲間6人で参加、喜びの受賞

平嶋友裕(ひらしま ともひろ)君 山梨学院小学校卒 山梨学院中学校3年 甲府市在住。
小槙 創(こまき はじめ)君 船津小学校卒 山梨学院中学校1年 富士河口湖町在住。
2人は4月22日から25日、アメリカ・セントルイスで行われた世界最大の小中学生向けロボット競技会「ファースト・レゴ・リーグ(FLL)2015」に仲間6人で参加し、革新的で高性能なロボット設計開発やプログラミング、戦略を審査する「ROBOT STRATEGY & INNOVATION」(戦略イノベーション)部門で世界1位に輝いた。平嶋君は一昨年、決められたテーマについて課題解決を提案する「リサーチプロジェクト」部門に続く世界大会1位。平嶋君・小槙君は、甲府市で知育サークルを主催する「アイズアカデミー」に通う小中学生6人でつくるチーム「ファースト・フジサン」のメンバー。昨年12月に行われた東日本大会、今年2月の全国大会に総合優勝し、世界各国から106チームが参加した世界大会に出場した。


今回世界1位を獲得した賞について、山梨学院中の平嶋友裕君は「最も優れた戦略やシステムを持つロボットに与えられる賞で、部門の中で一番難しいと思うので1位はとてもうれしい」と喜びを表した。1年生で昨年9月からチームに参加した小槙創君は「すごくうれしいです。入って早々こんな体験をしてしまって、いいのかと思ったほどうれしかった」と興奮を隠さない。「ファースト・レゴ・リーグ」大会は、2人〜10人で構成されたチームで組み立て玩具「レゴ」を使った自律型のロボットを作り、いろいろなミッションを限られた時間でクリアする「ロボット競技」と、与えられた科学的、社会的テーマをチームで問題解決のための提案をするコアバリュー・プロジェクト・ロボットデザインの3つからなる「リサーチプレゼンテーション」部門がある。今回世界1位を受賞した「ROBOT STRATEGY & INNOVATION」(戦略イノベーション)部門では革新的で高性能なロボット設計開発やプログラミング、戦略を審査するもので平嶋君は「僕たちが製作したロボットにはいろいろセンサーを付けているのですが、例えばカラーセンサーといって、フィールド上にいくつかカラフルな線が引かれていて、その色を感知して決まった動作をすることができるという、カラースイッチングプログラムセンサーをロボットに埋め込めることによって、スムーズにプログラムを始めることができるというもので、そこが評価された」と説明した。

昨年9月からチームに参加、世界大会に初めて出場した小槙君は「ロボットが簡単にできて、しかも無限の可能性があって、しかもチームでいろんなアイディアを出し合うことが素晴らしい。確かにレゴからロボットを組み立てることは難しくて挫折しそうになるのですが、そこは皆で協力してやっています」とチームワークを強調した。好きな教科は“科学”という小槙君は自分でコンピューターを組み立てるほどのパソコン好き。チーム「ファースト・フジサン」には欠かせない存在になっている。

FLLの理念は9歳から16歳の子どもたちに手作りによる「体験的な取り組み」と「教育」を組み合わせたプログラムを体験してもらい、ひとつの事象について深く考え、課題に取り組み、解決していくという経験の場、機会を提供し次の世代を担う子どもたちの「考える力」を醸造していくとするもの。

小6からチームに参加している平嶋君は「僕たちのチームはどのメンバーもロボットに関わるし、プロジェクト、プレゼンにも関わって、一人が専門的に関わることはなく、自分たちが考えたことを物だったり、言葉だったりを形にすることが楽しいです」と語る言葉にもFLLの意志が自然と身についている。今回を最後にこの大会を卒業する平島君は「FLLの活動は小槙君たち後輩がしっかり継いでくれる。次はFLLの上のFTCという大会で世界大会に挑戦したいし、趣味のガンプラにも世界大会があって、やはり世界大会にでたい。FLLの世界大会が終わった後、ものすごく世界大会に興味を感じるようになって」とグローバルな世界に眼を向けていた。

最後に将来の夢を聞いた。平島君は「基本的には教師になりたいと思っていて、大学は教育学部にいきたい。それといろいろな資格を取って、いろんな道を考えたい」と可能性を模索中だ。小槙君は「コンピューターが好きなのでその関連の仕事がしたい」と夢を語った。
FLLで培った精神でそれぞれの未来を拓いていく2人。今後を期待したい。

文(K.F) 写真提供(山梨学院中学校) 2015.5.17
アルバムはこちら

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.