山梨学院パブリシティセンター
 
島田2000mSCで日本最高記録を樹立
齋藤3000mで山梨県高校新記録を樹立

山梨学院高校女子駅伝部2年の島田美穂選手が8月31日に大阪長居陸上競技場で行われた第2回全国高校陸上選抜大会女子2000m障害で6分36秒81の日本最高記録を樹立し優勝した。このタイムは今季ユース世界5位に相当する快走。また、齋藤暁主将が9月20日に静岡県エコパスタジアムで行なわれた静岡県長距離強化記録会3000mで9分11秒14の山梨県高校新記録を樹立した。今回の=ACTIVE=は日本新を樹立した島田美穂さんと県高校新を樹立した齋藤暁さんの高校女子駅伝部の2人を紹介する。


島田美穂(しまだ みほ)さん 山梨学院高女子駅伝部2年 平成9年8月26日生まれ 17歳 静岡県御殿場市出身 御殿場市立富士岡小〜富士岡中〜山学高 小学校の時はミニバス選手だったが6年生の時に静岡県市町対抗駅伝に御殿場市代表に選ばれて出場、陸上は中学から始めた。富士岡中1年の時に全国中学駅伝で優勝テープを切った(当時の富士岡中監督は萩倉史郎現山学高女子駅伝部監督)、中2の時はジュニアオリンピックと中学駅伝で2位、中3の中学駅伝は6位の実績を作り山学高に入学した。1年の時は貧血に悩まされほとんど走れなかった。きちんと走れるようになったのは2年になってからで「2000m障害だと高校選抜に出れると言われ、やったことがないけど出場し ました。2位の選手と競り合い、ラスト勝負で勝ちました」。2000mSCは日本選手権などでは実施されていない種目で、ウキペディアによるとこれまでの日本最高記録は2004年松山潤(当時藤沢高)の7分21秒53だった。「不器用でハードルは難しかったです、水濠で両足着地するなどハードルのたびに戸惑いました。まさか日本新とは」と本人も驚いている。萩倉監督は「ハードルの練習もきちんと取り組ませ、さらに飛躍させたい」と話している。本人は「都大路を走りたい、一所懸命練習して、駅伝メンバーに入れるよう頑張って行きたい」とすでに気持ちを高校駅伝に切り替えている。


齋藤 暁(さいとう あき)さん 山梨学院高女子駅伝部3年 平成7年7月29日生まれ 18歳 埼玉県坂戸市出身 坂戸市立南小〜坂戸中〜山学高 小学校の時は水泳とバスケットをやっていた 陸上を始めたのは中1から(当時の指導者は二反田眞二現山学高男子駅伝部監督)、中学時代は全国大会に出場しただけで満足のいく結果は出せなかった、「もっと陸上と真剣に向き合いたい」と思い切って親元を離れ山梨に来た。「1年の時は先輩について行くので精一杯だったけど、2年、3年と力をつけることが出来てるなと今は思っています」と話す。9月20日の静岡県長距離強化記録会3000mで出した県高校新の9分11秒14は、1年先輩の青葉愛さんが国体で出した記録を抜いたもの。身長168cmの長身、体重は43s弱を維持している。「食生活は、間食を取らないでご飯をいっぱい食べます」と笑う。「キャプテンとしてはまだまだ出来ていなくて毎日注意を受けています。チームがいい雰囲気になるように努力して行きたい。自分個人の目標は、30 00mでも5000mでも全国で通用する走りをしたい。そして、高校駅伝ではしっかり自分の役目を果たしてチームの目標を達成したい」と決意している。強い気持ちで11月1日に西湖畔で行われる県予選と師走の京都で行われる全国高校駅伝に向かって行く。
 
9月20日の静岡県長距離強化記録会はこの秋最初の記録会で、齋藤暁が3000m9分11秒14で社会人も含めた総合で5位(高校生2位)に入ったほか、島田美穂9分15秒18、高橋真衣9分16秒55、早川可奈子9分21秒69、木村美久9分24秒16、川岡風月9分36秒09、萩原百萌9分46秒28などの好記録で走り、山梨学院高女子駅伝部が全国トップクラスであることを立証した。萩倉史郎監督は「今回が最初の記録会、まだまだこれからですが、高校駅伝に向かう一応の手応えは得ました」と話している。また、新記録樹立者は女子駅伝部の2人のほか、陸上部の剱持クリア(2年)さんが9月21日に山梨中銀スタジアムで行なわれた県高校新人大会女子三段跳びで12m55cmの県高校新記録を樹立した。5月の県高校総体走り幅跳びで5m90cmの県高校新を樹立しており、姉の剱持早紀さん(山学高〜筑波大)が持っていた記録を2種目とも塗り替えた。昨年の山梨学院高校は、男子駅伝部が全国制覇の偉業を成しとげたが、今年はトラック、フィールド、長距離ともに女子勢が熱い。
 
文・カメラ(M.T)2014.9.24
女子駅伝部練習アルバム 剱持クリア選手の跳躍(県高校総体)

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