山梨学院パブリシティセンター
 

フランスから1年間の留学中
私にもっともっと話しかけて


Aurore・Marie-francoise・kaddour(オーロール・マリーフランサイズ・カドゥール)さん、1992年1月10日生まれ、19歳、昨年7月にフランスの高校を卒業、日本語を日本で学びたいとロータリークラブ交換留学生として昨年8月に来日した。笛吹市のホストファミリー宅から山梨学院高校に通学、英語科で学んでいる。6月まで滞在する予定、日本語と日本文化をACTIVEに習得中。

 山梨学院高校英語科の伝統行事、平成22年度英語暗唱弁論大会が1月19日に行なわれた。オーロールさんは、この大会にオーストラリアからの短期留学生とともに特別参加、日本語のスピーチを行なった。山梨学院高校英語科の「英語暗唱弁論大会(レシテーション・スピーチコンテスト)」は、国際化に対応する人材育成と、英会話力の向上を図る英語科伝統の発表会。会場のルネサンスホールには、英語科の1・2年生59人全員が出席した。発表を行なったのは、12月に行われた予選を突破した18人と、オーロールさんら5人の留学生。英語科生徒は英語発言力のコンテスト、留学生は慣れない日本語でのスピーチ体験を行なった。最初に1年生の代表10人が登壇。ビートルズメンバー、ジョン・レノンの小学生時代エピソード記事「John Lennon’s School Days」の暗唱に挑んだ。審査を担当した一人、イギリス人教師のスティーブン・ジョーンズ教諭は「もっとアイコンタクトを強く、もっとゼスチャーを大きく」と指摘した。次いで2年生の8人が登壇し英語弁論に挑戦した。昨年10月に実施されたアメリカ・アイオワ州での海外語学研修がテーマ、ホームステイ体験などを5分間の持ち時間の中でそれぞれ表現した。また、野球部所属で、部活の遠征と重なり海外語学研修に参加できなかった長谷川舜選手は、自分の体験について独自の発表を行なった。最後に5人の留学生がそれぞれの思いを日本語で表現した。この中で、オーロールさんは「私にもっともっと話しかけて下さい」と訴えた。


[オーロールさんの発表内容]

「私の名前は、オーロールです。みんなは、私のことをオーリと呼びます。フランスから来ました。フランスと日本はとても違います。たとえば、フランスには制服はありません、車は右側通行です。そばやラーメンを食べる時に音を立てることが私には出来ません。日本の人は、なかなか話しかけてくれません。たぶん私があまり日本語をうまく話せないからでしょう。でも、もし話しかけてくれたら、私は理解しようと努力します。私にもっともっと話しかけて下さい。日本に来てからたくさんのことを学びました。たとえば時間を守ること、尊敬すること、箸で食べることなどです。日本の人はみんな親切、とても日本が好きになりました。今まで5ヶ月間お世話になりました、あと5ヶ月間お世話になります。6月にフランスに帰ったら「日本はとても素晴らしい」と言うことが出来ます」。

 英語暗唱弁論大会は、審査の結果、1年生の部は文智藝さん、2年生の部は河野繭子さんが優勝を獲得、留学生全員に特別賞が贈られた。佐野喜道教諭は「もう少し長く喋る努力と、もっと前を見たり、右を見たり、左を見て、聞いている人に訴える工夫があるともっと良かった。全体的に短かったが、短いなりに今までで一番良かったと思います。英語が発信できないと仕事にならない時代に入って来た。英語力はますます重要になる、しっかり勉強してください」と講評を締めくくった。

 オーロールさんが来日前に知っていた日本語は「ありがとう・おはよう・こんにちは・いただきます」だけだったが、フランス語も英語もスペイン語も話すマドモアゼルは、短期間の勉強で日本語を読むことも、書くことも、話すことも格段に上達した。趣味は、読書・アニメ(ジブリ関係が好き)・チェロ・フルート・ピアノ・乗馬・バレエ・ダンスと多彩。友達と出かけることや図書館行くことも好き、最近は空手道場にも通い始めた。「私にもっと話しかけて下さい」と明るく語る彼女の将来の目標は、国際弁護士になること。留学後はフランスの大学で法律の勉強をする。世界の色々な国の文化を学びたいオーロールさん、ただいま山梨学院高校英語科で、日本語と日本文化を猛烈勉強中! (M.T)

アルバム英語暗唱弁論大会

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.