山梨学院パブリシティセンター
 
青少年読書感想文山梨県コンクールで知事賞
応募9074点の中から最優秀作品に輝く

角田 和香奈(つのだ わかな)さん、山梨学院高校3年、1993年3月23日生まれ、17歳、平成22年度青少年読書感想文山梨県コンクールで応募9074点の中から、最優秀作品に贈られる県知事賞に選ばれた。受賞作[命の輝き]は、湯本香樹実著[夏の庭]の読書感想文。山梨学院高生徒の知事賞受賞は初、平成13年度全国学校図書館協議会長賞を受賞した宿澤知沙子さん以来2人目の全国コンクール参加となった。甲州市三富で祖母・両親・妹と暮らす。

「今日も茹だるように暑い。お昼近くになって、母が葬儀へ行く仕度をし始めた・・・」。受賞作[命の輝き]は、知人の葬儀に向かう母を見送るシーンから回想が始まる。湯本香樹実著[夏の庭]に登場する老人と3人の少年の関りを、天国に旅立った祖父と自分との関りと重ねる。百歳以上の老人所在不明ニュースに象徴される現代社会の歪みに目を向け、長寿大国の裏側で一番大切な"心"が置き去りにされていると書き進み、繊細な文章で人間の生と死を見つめていく。最後の締めくくりは「・・・少年の一人、山下が言った一言が、私は忘れられない『だってオレたち、あの世に知り合いがいるんだ。それってすごい心強くないか!』彼らの心の中に、おじいさんは生き続けてゆく。死が人間の本当の終わりなんかじゃない。私の心の中にも、大切な人は生き続けているのだから」と感想文をまとめた。

中学から6年間、三富から山梨学院に通学している。部活はアート部に所属し20人の仲間と美術を中心に楽しんできた。「最初は早起きがつらかったけど、いい先生といい仲間に恵まれて楽しくやっています。一番の思い出は、国立競技場でサッカー部が全国優勝する瞬間に立ち会えたこと、感動しました」と語る。知事賞受賞について角田和香奈さんは「びっくりしました。[夏の庭]は一番好きな本、中学生の時に読んで感動し何度も読み返しています。読書が好きで、学校の先輩辻村深月さんの本も好きなんですが、今は受験の真っ最中、今は読書ではなく参考書とにらめっこです」と笑顔で話す。将来の夢は小学校の教師になること、できれば教育学部に進学したいと只今猛勉強中! (M.T)
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