山梨学院パブリシティセンター
 
全日本学生柔道体重別選手権で優勝 
努力を重ね念願の学生チャンピオン

浅海 静香(あさうみ しずか)、法学部政治行政学科4年、昭和63年8月21日生まれ、22歳、広島県広島市出身、家族は両親と兄、趣味ショッピング、身長152cm 52kg級。主な実績2009ワールドカップ・ソフィア大会3位、2010チュニジア・グランプリ大会5位、21年度全日本学生柔道体重別選手権準優勝、22年度全日本学生柔道体重別選手権で念願の初優勝。

6歳の時に兄に習い柔道を始めた。地元の白島柔道クラブと楠木柔道会で腕を磨き、中広中から広陵高に進んだ。高校時代の実績は高くなかったが、高3の時に広島までスカウトに来てくれた山部監督の熱意に惹かれ山学大に進学した。これまで名前の似ている48s級世界チャンピオンの浅見八瑠奈や52s級の後輩加賀谷千保の陰に隠れ、あまり目立たない存在だった。昨年のこの大会で準優勝したが、加賀谷に敗れての準優勝で注目が集まることは少なかった。しかし、こつこつとひたむきに練習に取り組み、少しずつ少しずつ実力を上げてきた。得意技は内股、最終学年の4年の秋に、遂にその努力が報われる"学生チャンピオン"の称号を手に入れた。「先生や仲間たちに支えられてここまで来た。山梨学院に来たから、私は学生チャンピオンになれた」西田孝宏総監督と山部伸敏女子監督そしてチームメイトへの感謝を言葉に表した。

今年の大会の本命は、昨年優勝の後輩加賀谷、昨年準優勝の浅海は2番手の評価で試合に臨んだ。1回戦・2回戦は、必ずしもいい出来ではなく、準決勝の橋本優貴(金沢学院大)戦でも、序盤で押さえ込まれそうになるピンチや指導を取られる苦しい展開となったが、残り2分に袖釣り込み腰で技ありを奪い逆転、ここからぐっと調子を上げた。決勝には当然加賀谷が勝ち上がって来て昨年と同じ山学大対決になると思っていたが、その加賀谷は準決勝で一方的に攻めながら逆転の1本負けを喫した。加賀谷を破って進出してきたのは東海大の渡邉美樹だった。浅海は動揺することなく聖地日本武道館の決勝の畳に上がった。試合開始と同時に足払いで渡辺の体勢を崩すなど、積極的に技を仕掛けて攻め込んだ。そして3分30秒、攻めようと踏み込んできた相手の足を払う出足払いで、見事な1本勝ちを収めた。「決勝で1本を取った技は、反射的に動いたもの、何で相手がひっくり返ったのか分からなかった。4年前に学生チャンピオンになりたいと思って山学大に入学して、最後の最後に夢を実現することが出来ました」。身長わずか152cm、どこから見ても強そうには見えない小柄な体には、ファイトが一杯詰まっている。まだ所属先は決まっていないが、卒業後も関東に残り現役を続ける意思を固めている。夢はもちろん世界一。(M.I)
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